竜王戦開幕
第23期竜王戦、きょうから長崎対局
渡辺は横歩取り、羽生は中座飛車…竜王戦(読売オンライン)
いよいよ今日から渡辺竜王−羽生名人の七番勝負が始まった。今回からiPhoneアプリでも中継が楽しめるようになったんだね。第一局はパソコンで見られる環境にいるので、第二局か、あるいは115円の安売り期限が切れる今月末にとりあえず一ヶ月の利用権を購入してみようかな。
戦型は横歩取り中座飛車。後手羽生名人が一旦中住まいに構え、渡辺竜王が端を伸ばすと△4一玉と3二の金に紐をつける。最新の順で、ネットで読んだ解説だと先手が新山崎流の攻めに出た場合に対応しやすいとかなんとか。なるほど、と一応は納得するが真似してはいけないな。ヘボが考え無しにやると純粋な一手損で端から潰されることになるから。
果たして竜王は33手目に▲1四歩と仕掛けた。これで簡単に後手が潰されるなら最初から5二→4一玉の動きはありえないわけで、香取りの角打ちに名人が△4五角の新手を出したのが今観ている時点での局面。最近のタイトル戦は二日制の一日目でも本当に油断できない。七番勝負の一局一局が後の定跡になるような勝負になることを期待。
今回の展望はどうなんだろう。勝敗予想はまったくつかないし、どちらも好きな棋士なのでどちらかに勝って欲しいという気持ちも湧いてこない。竜王戦だけに限るとやはり羽生名人の永世七冠というのを見てみたい気はあるのだが、来年の名人戦も含めて思いを巡らすと渡辺竜王に期待する気持ちが最近強くなってきている。この竜王戦を激戦の末制した渡辺竜王がA級順位戦を勝ち抜いて挑戦者になる。この名人戦が観たい。ものすごく観たい。
A級は現在のところ谷川、森内の両永世名人も好調だが、この二人は言っては悪いがもはや羽生名人との勝負付けは終わってる感が強い。一時的に勝つこともあるだろうが「たまには羽生も負けることは〜」みたいな雰囲気に終ってしまい面白くない。
もし竜王を防衛した上で渡辺竜王が名人挑戦となればそんな空気であるはずがない。いよいよ羽生名人が年少の棋士に抜かれるのかという勝負だし、実際に席次一位を争う戦いになる。大山名人・王将・王位に中原十段・棋聖が挑んだときのような天下分け目の一戦になるのではないだろうか。長い名人戦でもそれほどの大勝負は滅多に見られない。なんとか実現して欲しいと日に日に思うようになっている。
ということで、順位戦込みで渡辺竜王の防衛を希望。
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